「香港」というと、よく登場するこの写真の景色。
香港風水合戦ともいうべき、風水ビルが立ち並んでいます。

香港の夜景の定番、ビクトリアピークからは、風水ビルを眺めることができます。

香港風水合戦


中でも、香港上海銀行と中国銀行。
この二つは、長い間熾烈な風水合戦を繰り広げてきました。

香港上海銀行

香港上海銀行のビルは、1986年に建設されました。1階を吹き抜けにし「気」を呼び込む構造になっています。正面には魔よけとなる獅子が置かれています。この獅子は、スピリチュアルスポットのひとつにもなるほど、エネルギーを持っているといわれています。

そして香港上海銀行のビル全体が、ビクトリアピークから流れる風によって、その気の流れをとらえるつくりになっています。


中国銀行

その後、1989年に三角形の全面ガラス張りの高層ビルができました。中国銀行のビルです。この三角形が、実は香港上海銀行に流れるビクトリアピークからの良い「気」の流れを断つように作られているのです。
またガラス張りの壁面が、中国銀行に向けられた邪気・凶気を反射し、はねのける構造になっています。

剣のように鋭く高く立ち上がるこのビルは、今では香港の夜景写真には必ずと言っていいほど登場します。



しかし、中国銀行のこの構造を香港上海銀行は問題視しました。自分たちの気の流れを遮ったということは、自分たちに対応しているという考えとなり、結果、香港上海銀行は中国銀行を訴えることとなったのです。

それほど、香港は風水都市の代表ともいえ、香港各地で日々このような風水論争は繰り広げられているのです。

ほかにもたくさんの風水ビルがあります。
いずれまたご紹介しますね。